取引所しか知らない自分の秘密鍵

秘密鍵を探すホタル

こんにちは!ホタルです!

今回は「暗号資産(仮想通貨)取引所」と「秘密鍵(シークレットキー)」について解説しようと思います!

私は資産の80%以上を暗号資産(仮想通貨)で保有していますが、取引所などの交換業者を信用していないので、資産のほとんどをプライベートウォレット(ノンカストディアルウォレット)で管理しています。

そもそも私は、ビットコインを投資商品ではなくゴールドと同じように「安全資産」として保有(貯蓄)しているのですが、今から話すことは、それが大前提の話(ギャンブルで増やしたビットコインをガチホしたい人向けの話)になります。

安全資産

秘密鍵を見たことがない

意外と皆さん口にしないビットコインあるあるですが、ビットコインを暗号資産(仮想通貨)取引所経由でしか扱ったことのない人は、自分の保有するビットコインの秘密鍵を見たことがありません。

ビットコインを取り扱うには、銀行の口座番号にあたる公開鍵と、出金パスワードにあたる秘密鍵の両方が必要です。
なのに、ビットコイン保有者である本人が、一番重要な秘密鍵を知らないっていうのは、ヤバイですよね?

秘密鍵は取引所が勝手に管理

暗号資産(仮想通貨)取引所の口座(ウォレット)にビットコインを預けている場合、そのビットコインの秘密鍵は、取引所が管理していることになります。
そう、あなたが取引所に送ったビットコインのパスワードは、あなたではなく、取引所だけが知っていて、教えてくれないんです・・・。

秘密鍵の役割

秘密鍵の役割を知るために、まずは暗号資産(仮想通貨)を保管する「ウォレット」とは何か?を再確認したいと思います。

「ウォレット」とは、暗号資産を保有したり、管理したり、移転(入出金)させたりするためのものです。
そして、それらを実行するために必要になるのが「公開鍵」と「秘密鍵」になります。

ビットコインってどこにあるの?
物理的な形で存在しないビットコインの在処について、ビットコインを大量に保有しているホタルが世界で一番わかりやすく説明します!

分かりやすくするために、ビットコインと銀行を比較してみましょう。
比較対象がビットコインになっていますが、暗号資産(仮想通貨)はビットコインとほぼ同じ仕組みになっています。

ビットコイン 銀行
ウォレット 預金口座
公開鍵 口座番号
秘密鍵
印鑑
ログインID
パスワード

↑秘密鍵のポジションが一目瞭然ですよね。
ウォレットが預金口座なら、公開鍵は口座番号、秘密鍵は、所有を証明するのに必要な契約番号(ログインID)や印鑑、パスワードなどのセットです。

もし、銀行にお金を預けているとして「印鑑」や、入出金に必要な「パスワード」を銀行側に管理され、自分は一切知らないとしたら・・・、めちゃくちゃ不安ですよね?

「でもさぁ、取引所に預けてるビットコインは、ログインIDとパスワードで管理できるよ?」←確かにそうです、でも、もし、取引所のさじ加減で口座がロックされてしまったら??

暗号資産(仮想通貨)取引所で口座の利用を制限された!
暗号資産(仮想通貨)取引所で、口座の利用を制限されました!アカウントの利用を制限されるまでの経緯を説明します。

秘密鍵を知らないので、取引所が許可しない限り、ビットコインは動かせなくなります!!
自分の所有物なのに、ですよ!!

他人に秘密鍵を管理させるリスク

銀行口座やクレジットカードのパスワードって、例えば他の人に教えるにしても、限定されますよね?
カレカノ間だったり、夫婦間だったり、親子間だったり、生活を共にする親密な関係に限られませんか?

それは、相手を限りなく100%信用しているからですよね?
つまり、取引所にポジションを持つ(取引所のウォレットに仮想通貨を保有する)ということは、その取引所を100%信用しているということになります。

でもよく考えてください。
過去に何度も事件がありましたよね?

予告もなく破綻したり、大規模なハッキングを受けた直後は、ほとんどの場合、アカウントが制限され、資金移動ができなくなるんです!
もし、長期的にアカウントがロックされてしまったら、面倒な手続きを経て法的な手段に頼らないと、保有している仮想通貨を取り戻すことは難しくなります。

また、突然の法整備や、業界の自主規制などで、今まで可能だったことが不可能になることもあります。

仮想通貨のトラベルルールとは?
仮想通貨のトラベルルールについてFATFやJVCEAの資料を元に詳しく調べてまとめました!オンカジへの影響についても詳しくまとめています!

↑トラベルルールはまさにそんな事例でしたよね。

記事冒頭に話したことが大前提になりますが、そもそもビットコインは「資産」を「自分」で「自由」に「入出金」できる、新しい銀行システムです。

それなのに、中央集権セキュリティシステムの暗号資産(仮想通貨)取引所に管理を任せるのって、ナンセンスですよね?

それでも取引所に口座が必要な理由

もちろん、それでも取引所に口座(ウォレット)を開設して、利用しなければいけない理由もあります。

法定通貨への換金

暗号資産(仮想通貨)をその国の法定通貨に換金するには、国から認可を受けた取引所などの交換業者なしでは不可能です。

取引所もコールドウォレットで保管している

暗号資産(仮想通貨)取引所を利用している場合、秘密鍵を握られていることに変わりはありませんが、資産の95%以上はコールドウォレットで管理されています。

交換業者に対し、業務の円滑な遂行等のために必要なもの(顧客から預かる暗号資産全量の5%を上限)を除き、顧客の暗号資産を信頼性の高い方法(コールドウォレット等)で管理することを義務付け。

出典:暗号資産(仮想通貨)に関連する制度整備について

つまり、ハッキングなどによる流出リスクについては、プライベートウォレットで管理するのと同じぐらい徹底して対策されているんです。

取引所には総資産の2割

私も資産の80%が暗号資産(仮想通貨)ですが、そんな私でも資産の一部は海外の取引所で管理しています。
実生活には法定通貨(私の場合ユーロ)が必要になるので、換金手段として取引所の口座も必要になってくるんです。

取引所の口座

私の場合は、保有資産の8割をハードウェアウォレットに、そして、残りの2割を海外の取引所に置いて管理しています。
つまり80%が貯金で、残りの20%が生活費ってことになります。

世の中は8対2で上手くいくことが多いので、この割合はおすすめです!
例えばトレード(値段の動きがあったら売買)して利益を上げている場合でも、総資産の2割だけを流動的に使うことで、失敗した時のリスクを抑えることができるわけです。

秘密鍵は自分で管理

ここまで色々話しましたが、ザックリまとめると、

  • ビットコインの秘密鍵は取引所が握っている。
  • 自分で管理したいならプライベートウォレット(ノンカストディアルウォレット)。
  • 取引所で管理する仮想通貨は総資産の2割がおすすめ。

↑こんな感じになります。

プライベートウォレットの管理って、自分で全部管理しなきゃいけない感じがすごく重いと思うんですけど、銀行口座のパスワードを無くしたりしないのと同じ感覚で管理すればいいだけなんですよね。

お財布やスマホを無くしたりしないでしょ?
それと同じです。

これを読んで秘密鍵について不安になった人は、プライベートウォレットを検討してください!
下記に各プライベートウォレット(ノンカストディアルウォレット)について詳しくまとめてあります↓

Trezor Model Tの使い方

COLDCARD MK4の使い方

ペーパーウォレットの使い方

メタルウォレットの使い方

Ledger Nano Xの使い方

私も最初は不安なことばっかりでしたけど、慣れって怖いですね、今は息を吸うようにプライベートウォレットを操ってます。