コールドウォレットのデメリットとリスク回避方法!

コールドウォレットの欠点を説明するホタル

こんにちは!ホタルです!

私がビットコインを管理するのにおすすめしている方法は「コールドウォレット」での管理です。

でもこのコールドウォレット、暗号資産(仮想通貨)を管理するツールとしては、決して完璧なものではないんですね。

コールドウォレットの方がホットウォレットよりも高セキュリティなのは間違いありませんが、その反面、ホットウォレットにはないリスクが生じることもあるんです・・・。

今回は、そんなコールドウォレットに潜むリスク、ホットウォレットと比べた場合に見えてくるデメリット(欠点)について分かりやすく説明しようと思います!

コールドウォレットって何?

コールドウォレット

コールドウォレットは、暗号資産(仮想通貨)をオフラインで安全に保管するための「お財布(ウォレット)」です。

オフライン、つまり、ウォレットがインターネットに接続されていないので、ハッキングされる可能性は限りなく0%!

ウォレットの形状は、USBドライブタイプのハードウェアウォレット・無料で発行して印刷できるペーパーウォレット、耐久性にも優れたメタルウォレットなど様々。

ウェブにアクセスできる端末があれば、いつでも送受信できるホットウォレットと違い、コールドウォレットはウォレット自体が物理的に存在するので、自分で管理しなければいけません。

コールドウォレットのリスクと回避方法

コールドウォレットを使用する際のリスクは色々ありますが、リスクを起こすのは全て使う人の行動、そう、ヒューマンエラーです。
コールドウォレットを使用する場合、特に下記の4つに気を付けていれば問題ありません。

安全なインターネット環境

これはハードウェアウォレットから直接ビットコインを送受信する場合に限りますけど、基本中の基本です。

例えばカフェのフリーWIFIを使ってコールドウォレットに接続しないとか、そういうことです。

あと、パソコン自体がウイルス感染してたらヤバイので、パソコンやスマホのOSがWindowsやAndroidの人はウイルスソフトが必須ですね。

それとエッチなサイトを見まくってる人も、ハードウェアウォレットをオンライン上で使用する場合は、ウイルスチェックしてから接続するようにしましょう!

中古品の使用

ハードウェアウォレットやメタルウォレットなど、ウォレット本体を購入する場合は、必ず「メーカーの公式サイトから新品」を購入してください!
どんなに状態が良くても中古品だけはやめてね!

ハードウェアウォレットの被害例

ハッカーは、一度コールドウォレットを購入し、コインを盗むための悪質なコードをセットアップし中古市場に放出、もしくは返品。
その中古品を買った人がウォレットにビットコインを送金すると、コインを転送する仕組みが作動し、ビットコインが全てハッカーに送られてしまいます。

メタルウォレットの被害例

ハッカーは、一度メタルウォレットを購入し、秘密鍵を読み取り、中古市場に放出、もしくは返品。
その中古品を買った人がウォレットにビットコインを送金後、事前に読み取った秘密鍵を使って、ハッカーが自分のウォレットにビットコインを転送します。

↑といった感じでハッキングの方法はめちゃくちゃ単純なんですよね。
なので、中古品を買わなければ問題ありません。

物理的盗難

ホットウォレットと違って、コールドウォレットは物理的に存在します。
なので、紛失や盗難リスクに関しては0%ではないんです。

例えば私のメインウォレット「TREZOR Model T」に関しては、物理的な盗難から、さらに6〜9%の確率で、PINコードとシードフレーズが抜き取られて、資産を全部盗まれてしまう可能性があります。

TREZORの脆弱性について調べた!
TREZORの脆弱性について調べてみました。ハードウェアウォレットのセキュリティについて関心がある人は参考にしてね!

新品を買った場合でも、次に心配になるのが物理的な盗難ですよね。
でも、スマホ無くしたりしないでしょ?
そんな感じで大切に持ってれば大丈夫なんですけどね。

パスワードの紛失

そして最後に、一番危険なヒューマンエラー、PINコード・シードフレーズの紛失。

私がコールドウォレットを推してる理由って、秘密鍵を自分で管理できるからなんですよね。
でも、これはそれの管理を失敗してしまった場合のリスク。

暗記できればいいんですけど、なかなか難しいので、ここは徹底管理するしかないんですよね・・・。

ちなみに私は、PINコード・シードフレーズの両方を紙に書いて、ラミネート加工し、分散して隠してます。
↑めっちゃ徹底してるでしょ?でもね、金額によってはこれぐらいしないとダメなんですよ。

コールドウォレットにはデメリットもあるけど利点の方が多い

コールドウォレットのデメリットとリスク回避について説明しましたが、デメリットといっても、セキュリティーを高くしたことにより生じるものばかりで、人的ミスさえなければ、リスクってほとんどないんですよね。

財布やスマホ、マイナンバーカードを管理するようにコールドウォレットを扱えば、これらのリスクは軽減できるので、暗号カジノで増やしたビットコインを管理するなら、やっぱりコールドウォレットがおすすめです!

参考にしてね!